TANNOY HPDについて、その4

今回からHPDの実際のメンテナンスの紹介をしたいと思います。

準備するものは次の物ですが、まず言える事は決して急いで作業をしない。

2〜3日位では無理で、1ヶ月はかけたいところです。

 

100円ショップなどで売られている直径30Cm程の回転台、コンパス、ボール紙、切れ味鋭いハサミ、マイナスドライバー、インチネジスパナ(ダンパー外し用)、透明ゴム系接着剤、サンドペーパー、シルバー色塗料ミニ缶、1Cm幅刷毛、そして素材となる牛革のシート等です。素材は、今はどうか知りませんが、昔、秋葉原ホコ天大通りに革布専門店があり、そこで入手しました。

 

作業は大きく分けて、

1)エッジの型紙の作成、素材の裁断

2)コーンへのエッジの接合(少し難しい)

3)ホーンの錆取り

4)完全に接着完了したコーンアッセンブリーの、本体への取付

5)コーンの芯出し(これがかなり難しい)

6)最終組立

の順になります。

次回から、上記の項目別に説明いたします。