現在、このQUAD405のアンプ基板はレプリカとして中国市場で流通しています。
中国という国はモノマネが大昔から上手く、デザインなんかも、日本製そっくりの製品が出回った時期があります。
今は世界中の有名品のレプリカを生産しています。
まあ、そっくりであって、同一ではありません。
もっとも、オリジナルQUAD405も基板上のケミコンなどを交換すれば、厳密にはオリジナルは存在しません。
しかし、このアンプは重要なコンデンサーは積層コンデンサーを使用するなど、交換すべきケミコンは基板上で各チャンネル2個のみです。
そのコンデンサーも高級品であれば良いというものではなく、4種類ほど試しましたが茶色のニッケミが好みの音でした。
以下、メンテナンス後の内部と回路図をアップします。説明がなくても画像でお分かりいただけると思います。
基板は配線類がすべてコネクターで外せ、基板ブロックも小ネジで容易に放熱器から取り外せ、作業性は抜群です。