マランツのCDプレーヤーは、製造からかなりの年数が経っており、故障の原因は無数にある。
その中で定期的に起きるトラブルが、CDM1光学メカの半固定抵抗器の接触不良である。
現象は、音飛びである。
光レーザー素子の、フォーカス、ゲイン、オフセットの3個の安物の摺動抵抗器がある。
これが接触不良を起こす。
これらの半固定抵抗器にマジックペンで固定位置にマーキングをして、各抵抗器を左右に45度位何度か回転して、あえて擦ってやる。
その後、元のマーキング位置に戻す。
これだけで直る事が殆どである。
レーザーピックアップは極めて長寿命で、普通これが原因である事は少ない。
レンズのクリーニングとセットで2年に一度は実行したいものだ。