6AQ5 PPアンプを7189Aに変更した

しばらくビーム管6AQ5 PPアンプをWE755Aレプリカスピーカーに使用していたが、その後topping  TP10mk4に変更していた。

しかし、やはりどうもしっくりこないので、6AQ5を7189Aに変更して、7189A3結PPアンプに改造してみた。

7189Aは6BQ5の最もプレート損失の高い球で、その中間に7189という球がある。

これを3結で使用するのはもったいないが、手持にこれしかない。

 

プレートに300Vをかけても、きれいな正弦波の最大出力は3Wである。(シングルでも1.5W程度)

もともと最初は、7189A 3結PPで組んだアンプで、当初は米国BENDIX社の軍用出力トランスを使用していた。もちろん秋葉原真空管部品ショップで中古品を購入した物である。

 

良い音がしていたが、大きさ重さがある割に低音が出なく、外して処分した。

その後には東亜変成器の安価な汎用品が取り付いた。


f:id:we300ba:20220523131333j:image
f:id:we300ba:20220523131404j:image
f:id:we300ba:20220523131442j:image
f:id:we300ba:20220523131506j:image
ざっとこんなシャーシ内部と外観である。

回路は標準的アルテック型PP回路である。

負帰還もかけていないので、トラブルの心配はまったくなく、力のはいった良い音がする。

まあ、メーカーでは絶対に販売しない類いである。