最近の音楽産業は、ハード面でもソフト面でも完全に行き詰っています。
ハード面ではオーディオ産業が消えつつあり、それでも外資が買取ってファンドの「お小遣い」で株式上場廃止として生き延びている元国産メーカーはいまだ残っているが、販路がないのが現状である。
ユーザーも、現代はインフレ物価高政策時期で、買った製品が買った時より高く売れないと、購買意欲がない。タワマンや高級車ならば間違いなく、さんざん使って購入時より高く売れるが、オーディオ機器はそうもいかない。
インフレ物価高政策では、こうした庶民の意識により、衰退する産業が多くなりそうである。
一方でソフト面では、デジタルAIが進歩してバックグラウンドミュージックへのコストダウンが進行して、お粗末な音響効果が一般的である。そして極め付きは歌手がAI化されつつあり、もうルックスが売り物でなければ、AIの方が安定感があり抵抗感が全くない。
しかしこれはヘッドホンで聴くときに限られ、スピーカーオーディオシステムで聴く場合はやはり物足りない。
では現代のサブスク等のいわゆるハイレゾが一番良いかと言えば、これもオーディオ機器との整合性が悪く、あまり発展していない。
残念ながら、私は音楽という芸術分野そのものが衰退していくと思っている。
特に経済大国でその傾向が顕著である。













