6sn7パラ接続代用5極管3結

6j51pというロシア製5極管をフリマサイトで未使用品4本1400円送料込みで入手した。

購入前にgoogle AIでスペックを調べると

 

【3結時の主な電気的特性(目安)
高Gm管であるため、3極管接続にすると非常に高い増幅率(μ)と低いプレート内部抵抗(rp)を持ち、オーディオアンプの強力な電圧増幅段やドライバー段として優れた直線性を発揮します。 [1, 2]
増幅率(μ): 約 50 〜 60
相互コンダクタンス(\(g_{m}\)): 約 15 〜 20 mA/V
プレート内部抵抗(\(r_{p}\)): 約 2.5k 〜 3.5k Ω
最大プレート損失(\(P_a + P_{g2}\)): 合計で 約 3W 未満(5極管時の規定値 \(P_a=2.5\text{W}\)、\(P_{g2}=0.6\text{W}\) に準拠するため、欲張らず安全圏で運用してください)】

 

との明記がある。

前述のブログ300Bシングルアンプは回路単純目的で6SN7はパラ接続にしてある。シングルの2倍の増幅率だが、この6j51pを使えばゲインが上がると画策して、この真空管が到着前に6SN7パラ接続→6j51p3結なるGTプラグの上にMT管ソケットを付けたアダプターを作っておいた。f:id:we300ba:20260724100524j:image

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配達された6j51pを早速装着してみた。

音質は6SN7とはガラッと変わり、ゲインが上がり低域の厚みと量感がすごい。

まだ計測等はしていないが、しばらくこのまま使用して様子を見ることにした。

この球、お薦めです。

 


 

 

300Bシングルアンプ改善後の画像

前述の300Bアンプのさらなる改善をしようかな、と思い久しぶりに棚から下ろし作業用キッチンワゴンに載せ居間に持ってきた。

しばらく使用してきて問題がなく音が出ているので、もう少し音質を良い方向に変わらないか検討するためである。

まず先に前回までの改善後画像を上げてみた。
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底板が鉄板であるが、300BのフィラメントDC点火用ブリッジダイオードの放熱器として作用している。

 

作業し始めてすぐに手が止まった。

最初、半田付け手順書をまず描きそれに従って製作してきたので、部分的に手を加えるには、その段階まで逆に分解しないと出来ないのである。

 

300Bアンプと言っても最低限の部品で構成すれば、ここまで密になることはないだろうが、やはり使用中のトラブルは避けたいので、OPTとB+の間に左右独立した即断ヒューズをつけたりしてあるので画像の通り手を加えるスペースがないのである。

20Wのホーロ抵抗器は金具を使わず、スルーホール基板に太めの引出し線があるソリッド抵抗で共どめ半田付けがしてある。これなんかは、製作時には可能でも分解時は容易ではない。

 

今回の製作例はそう言った意味では失敗であるが、まあそう簡単にトラブルは生じまい。

300Bシングルアンプ改善

EL34 既製シングルアンプを300Bシングルアンプに作り変えてきたが、改善策を少しずつ実施している。

回路図がなく記憶による製作であったが、それでも配線手順なるものをメモ書きしてきた。

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たぶんこれを見られてわかる人は少なく、回路図のほうが便利で解りやすい筈である。

 

ところが今回のアンプ作りはスルーホール付縦3ホールがパターンで導通している。予め導通していては不都合なパターンを小型ルータで切断してある。(X印個所)f:id:we300ba:20260509092221j:image

こうなると配線に手を加える場合、やはり訳がわからなくなりこのメモ書きを捨てずにノートに貼りつけた。

 

さて、今回の改善点は

1   300BのRkを1KΩから4.7KΩパラ追加で合成抵抗820Ωにした。これによりノンクリップ出力は2.88Wに上った。さらに1KΩは10W型から20W型に変更してある。(10W型でも良いのだが、短時間でシャーシ内が熱くなる)

 

2   一番音質向上効果があったのは、初段6SN7のカソードパスコンをケミコンから銀タンタルコンに変更した事である。一般的にタンタルコンデンサは2次歪が若干多く、カサついた音を柔らかくする効果がある。

昔、ラックスのプリメインアンプはNFBループ外の入力側カップリングにタンタルコンデンサを、そして出力側カップリングにフィルムコンデンサを使用して、いわゆるラックストーンを創り上げていたのである。

 

今回は以上で、またしばらく使用して改善を続けたい。

3万円程の投資が、長い期間楽しめる、オーディオ趣味は素晴らしい。

EL34 から300Bに作り変え

中国製EL34 アンプを総分解して作り変えた300Bシングルアンプが完成した。

完成後のスペックは、300Bアンプとしては最も軽い作動特性で、プレート電圧は304V(対アース)、バイアス電圧は46.3V、300BのRkは1KΩであるからIpは単純に46.3mAという事になる。Ep=304-46.3=257.7Vである。

正弦波は2.76Wまではきれいであるが、それ以上ではクリップして最大出力は5.78Wである。

ハムバランサーを実装したが、だいたい中点でノイズはゼロである。ボリューム最大でのノイズも皆無である。

回路図は手書きになるので省いたが、ごく標準的な回路である。

しかし、前回のブログに公開した内部画像に変わりはない。

ちなみに大昔に製作したWE300Bアンプと比較した画像はこのようなものである。
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かなりコンパクトに製作したつもりのWE300Bアンプよりもさらに若干小型となる。

音質は300Bらしい音であるが、作り放しの状態であるので特徴はない。

しばらくこのまま音を出していき、新品の出力トランスの経時特性良化を図り、その後回路部品等に検討を加えたい。

EL34 作り直し300Bアンプ

前述までの中国製EL34 シングルアンプを完全にバラし、使える物だけを使用して300Bシングルアンプを製作してみた。

 

パワートランス、出力トランス、チョークトランス、ユニバーサル基板、シャーシはそのまま使い、ステンレスのシャーシには穴一つ開けていない。

 

生活があり、こうした趣味には3~4日に1回数時間の作業しかできないので結構手間取ったが、それだけに検討時間が長くとれ一度に作り上げるより失敗がすくない。

とは言っても製作が完了しただけで、まだ音もだしていない。ただ、電圧測定だけを済ませた。

今回の300Bシングルアンプは、パワートランスの1次入力が110V仕様なので、EL34 アンプに付いていた5U4Gは使えない。たぶんB電圧が下り実用性がない。

そこで、ダイオード整流として300B保護のため10秒程の遅延リレーを実装した。

遅延リレーがないと2秒でピーク電圧に達してしまう。
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と言う訳で、製作一番に実行した事がB電圧と300B実装状態でのフィラメント電圧測定である。

出力トランスにB電圧をかけず、無負荷での第1ケミコンの電圧は371Vでこのアンプでの電圧がこれ以上上がる回路点はない。

次にフィラメント電圧だが4.76Vで一発で出た電圧としては極めて良好である。

 

さて、これで全部真空管を挿せば音が出る筈だが、ここからの手順を急ぐと失敗する。

続きはまた。

中国製EL34 アンプの分解

買って間もない新品EL34 UL接続アンプは、ついに分解してしまった。

このアンプ、特徴がなくおもしろみにかける。製品を分解するのは珍しい事ではなく、これまでも何度かしているが、こんなに早く見切りをつけたのは初めてである。
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3段3列のスルーホールでランドが上下に導通、それが横に30並んだ一種のプリント基板である。

3個所にシャーシへの取付穴があり、この3個所がアースポイントになっていた。

これは分解しなければ判明出来なかった。

 

今後さらに、このプリント板上の抵抗とコンデンサーを取り外し、別なアンプとしていずれ登場させたいと思っている。

中国製EL34 アンプの3結化

前述の中国製EL34  UL接続アンプを3結接続に変更してNFBを外してみた。

結論から言うと、UL接続では波形歪のない最大出力は3.8W であったが、3結接続では1.53Wと嘘のように落ちる。

まあ3結はどんな真空管でも落ちるが、これまでEL34 は使った事がなく、こんなものかとGoogle AIで検索すると、やはり1.5W~3W程度との回答が出た。

ここで3Wの出力を引出すには、プレート電圧を最大値まで上げドライブ回路もかなり凝ったものになるであろう。

そこまでやる必要があるかと言えば、メーカーではないので必要なしと言える。

今回3結化のためにいじった個所は、EL34 のカソード抵抗を270Ωから360Ωに、第2グリッドのSGタップ配線を切断して、プレートから100Ωで接続、そしてNFB回路抵抗の除去である。

ちょっと癖のありそうなSRPP初段は、半プリント配線化してあり手を加えられそうもない。
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ただ、トランスの巻線をよく見ると、5V3Aと同一エナメル線で6.3Vが2回路ある。

つまり6.3V3A X2という事である。f:id:we300ba:20260320161453j:image

従ってこのパワートランスは300Bシングルアンプまで適用可能である。

 

最後に3結での音であるが、悪くはない。特別良いとも言えない。

だが果たして1.5Wのパワーにこの重くて大きな機械が必要か、、その疑問だけが残った。

低出力で音楽を聴くならば、6AG7でも十分かもしれない。