前回ブログでLHH500の出力は、内部出力トランス経由のバランス出力XLRコネクターからと記述した。ついでに出力周りをアップしたい。
LHHシリーズで出力トランス内臓はLHH1000,LHH2000そしてLHH500の3機種のみである。
LHH500の規格
アナログ出力端子 出力レベル:2V RMS
出力インピーダンス:100Ω
適合負荷インピーダンス:10kΩ以上
Balanced出力端子 出力レベル:3V RMS
出力インピーダンス:100Ω
適合負荷インピーダンス バランス型:600Ω
アンバランス型:600Ω~50kΩ
ここでの、Balanced出力端子は出力トランスによって設けられたものである。
以後の新型LHHシリーズは半導体によるバランス出力となっている。
LHH500では、音質的に異次元の滑らかな聴きやすい音は、併設されたRCAピンジャックのほうが上をいく。これは圧倒的に2次高調波が多いからである。短時間ではこの方が音が良いと感じるが、長く聴いているうちに若干うるさく感じ始める。
そこで、バランス出力に切り換えたのである。
そしてその接続図が下記である。
さらに特製のケーブルとキャノンプラグ。(LHH500側は設置中に付き省略)
そして内部の画像
パネルは完全自作、筐体は既製品である。
バックパネル
2024.8.9 接続回路変更