アキュフェーズの純A級アンプがすごい

アキュフェーズのA級アンプが生産が追いつかないほど売れているらしい。

重く、発熱量が大きく扱いにくいアンプであるが、200万円でも買いたい心理はよくわかる。

しかし高齢者には購入は無理である。

アキュフェーズは春日二郎氏がTRIO(現kenwood )を抜けて起業した、今は珍しい純国内企業である。

彼はTRIOというブランドで大昔オーディオメーカーを立ち上げている。

九段のホテルで開催されていたオーディオショーで私の隣に立っていた事があった。一人で来ているあたりが春日さんらしい。

 

話しを戻し、純A級アンプであるがオーディオショーとか秋葉原の店頭で何度も聴いて来たが、今日まで所有した事がない。

先日ネットを見ていたら、amazonkenwood の純A級アンプのミニコンポがあったので買ってみた。
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これがそれで、軽くて小さい。

A級出力7Wという小規模である。

早速音を出してみると、なるほどA級らしい音がする。しかし伸び切った高域特性の良いtripathのデジタルアンプには今少しかなわない。多分歪率が高いから繊細な高域が出ないのであろう。

しかし半導体アンプが真空管アンプにやや近づいていることは確かである。

小型スピーカーでのドライブはあまり向かないかもしれないが、小出力で静かに聴くのであれば最適である。

 

ただし1997年生産というかなり古い製品なので、完動品は少ないようである。