復刻版のWE300Bが発売された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96235cfe80b8679d3ec523e24d4de0bda24b3375
新技術投入の自信の復刻版だそうである。
1988年に製造終了後も、市場の要望で2度の復刻版が販売されている。
復刻の度に言われるのが、真空度が上がり音質がクリアー、低域が伸びた、など良い面が多いが、その中でいつも遠慮げに言われるのが、中域がいくらか引っこむ。という事だ。
スピーカーシステムの性能が上がり、ユニットの能率も下がり、高音質デジタル機器になり低域や高域は見事に延びている。
特にケチをつけるとすれば中域であるが、従来のWE300Bはその中域の音質で決まっていたと思う。
音域は聴感覚に対する相対性であるから、低域や高域を延ばせば中域が目立たなくなる。
市場の要望で、現代の音源に合わせるもそれも正解だが、新しい復刻版WE300BはもはやWE300Bではないかもしれない。
まあ、買って聴いたわけでもないから何とも言えないが、買って気に入ればそれで良いのだ。